店長おすすめ 『氷見の魚がうまいのにはわけがある!』
海越しに望む立山連峰

富山湾上に浮かぶようにそびえる立山連峰の景観は氷見市のシンボル。
このような海越しに3,000m級の山々を眺めることができる場所は、能登半島国定公園の雨晴海岸(高岡市)から氷見海岸一帯にかけてしか確認されていません。
豊富な河川水が、まず漁場環境をつくる
3000m級の険しい立山連峰とそれに連なる山並みからの雪解け水や雨水は、森林を通って河川に流れ込み、やがて海へとたどり着きます。
この河川水は、森林で有機質をたくさん蓄えており、海ではプランクトンを培養します。
富山湾は、7大河川が流れ込んでいることから、魚のエサとなるプランクトンが多く、絶好の漁場環境なのです。
富山湾の地形が、氷見の漁業のすべて
富山湾の海底は、陸上と変わらぬ山あり谷ありといった起伏の富んだ複雑な地形といわれ、沿岸部から急勾配に深くなり、水深1000m以深にも及びます。
この一気に湾底まで落ち込む斜面を「海底谷」、いわゆる「ふけ」と呼びます。この谷底に向かって、大陸棚からプランクトンを培養する有機質が流れますが、逆に魚たちは「ふけ」沿いに大陸棚に向かって浮上するため“ふけぎわ”は格好の漁場となります。
ここは、魚たちにとってプランクトンを食べたり、産卵をするのに快適な場所なのです。
そんな富山湾の中でも氷見沖は最も大陸棚が発達しているため、この“ふけぎわ”が多く存在し、古くから漁業が盛んで、今も40数ヶ所もの定置網が設置されており、県内随一の漁獲量を誇っているのです。
魚種の多さは海水にある
富山湾、そして氷見の漁業を語る場合、魚種の多さに注目すべきでしょう。
富山湾の海水は河川等の影響を受けた塩分の低い沿岸表層水、その下層に200~300mの厚みを持った温かい対馬暖流系水が反時計まわりに流れ込んでいます。そして300m以深には水温1℃以下の日本海固有冷水(深層水)があります。
また、能登半島が定置網の一部のように張り出しているため、回遊魚が入り込みやすく、湾内は年間を通じて穏やかな日が多いのです。
これらの条件によって、暖水性から寒水性まで、多種多様な魚が水揚げされるのです。
富山県氷見市へのアクセス
氷見市は日本のほぼ中央、能登半島の入口に位置します。最近は交通の便もよくなりました。ぜひ遊びに来てください。
■車の場合
北陸自動車道~能越自動車道と氷見まで高速道路がつながっています。
そういえば、7月5日に名古屋からの新しい高速道路が開通したんですよね。
■飛行機の場合
富山空港もありますが、お隣石川県に能登空港もあります。
■電車の場合
JR北陸線 高岡駅からJR氷見線があります。途中、海岸線を走っていますのでとっても爽快ですよ。
関連リンク
氷見市ホームページ
